テココロ事業として出展した経済産業省が主催するイベント「オレンジイノベーション・プロジェクト展」※について、
当日ご協力いただいた神奈川県にお住いのアカンパニスト・松永美佐子先生にイベントの感想を伺いました。
※「共生」社会の実現を目指し、認知症の人が主体的に企業や社会等と関わり、認知症当事者の真のニーズをとらえた製品・サービスの開発を行う「当事者参画型開発」の普及と、その持続的な仕組みの実現に向けた取組を推進する経済産業省のプロジェクト「オレンジイノベーション・プロジェクト」の実践企業の取り組みを紹介するイベント。
イベント概要
オレンジイノベーション・プロジェクト展
日時:2024年1月20日(土)10:00~17:30
会場:やまとオークシティ(イオンモール大和、イトーヨーカ堂大和鶴間店)
主催:日本認知症官民協議会、認知症イノベーションアライアンスワーキンググループ事務局(経産省)
後援:神奈川県、大和市
協力:株式会社イトーヨーカ堂、イオンモール株式会社
初めての大きなイベントでのテココロキットの体験会で、どんな方がいらっしゃるんだろうと、とてもドキドキしました。
実際には自治体や企業の方々の体験がとても多く、会話の中からテココロ事業に興味を持たれていることにとても驚きました。認知症の方でご家族と一緒にいらっしゃった方もいて、私にとってはとても貴重な体験となり、たいへん勉強になりました。
20年以上ビーズ教室を続けています。
ご病気の後遺症でリハビリのためにいらっしゃる方や、大好きなビーズを続けられなくなってしまいご自宅に訪問してレッスンを続けられた方もいらっしゃいました。
長く通っていただいている方の中には、年齢を重ねることでだんだんとビーズの細かな作業が難しくなってしまう方もいらっしゃいますので、大好きなものづくりをなんとか少しでも長く続けていただきたいと常に思っています。
また、ビーズ教室では作りたい物、好み、進み具合が一人一人違っていますので、そうした一人一人に寄り添って希望を聞きながらレッスンするようにしています。
「楽しかった!」「また来たい!」と思っていただけるような教室運営を心がけています。
介護福祉士として介護の仕事をはじめて16年になります。
介護の世界でもご利用者様一人一人にあったサービスを提供していきますが、その内容は同じ介護でも全く異なります。
まだまだ教室としては努力が必要な段階ですが、一人一人に寄り添うことで“ものづくり”を通して一人でも多くの笑顔が生まれるよう、これまでのビーズ教室に加えてアカンパニストとしても活動を進めていきたいと思っています。
日本は高齢化が進み、社会問題の1つとして介護問題が取り上げられています。ですが、介護の担い手は不足する一方です。
介護予防を推進することで、介護を必要とする方が少なくなれば社会貢献にも繋がると思います。
ご家族の介護経験がある方、介護の資格をお持ちの方、ものづくりが好きな方、人と接するのが好きな方、どなたでもチャレンジできるアカンパニストは、とてもやりがいのある取り組みだと思います。自分も楽しめるたくさんのテココロキットがあるのも魅力です。
Mee-co ビーズ教室
お教室エリア
神奈川県横浜市泉区
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神奈川県大和市
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